今日も元気にテクニカル

技術情報書きたいけど本ブログに書きたくないからこんな名前になりました。

LINUXのログについて

dmesg

システム起動時に表示される情報を再表示したい場合、「dmesg」を使用する。ただし、起動時のみ出力するエラーは表示されないので問題解決に役立つたないかも。

syslog

そこで参考にするのがsyslog。WINDOWSのイベントログと同一の存在。デーモンsyslogdによって以下の場所にログが記録される。

・syslogの場所
/var/log/messagees

・syslogの設定ファイル
/etc/syslog.conf

WINDOWSのイベントログと違ってログレベルの詳細設定が可能。また大掛かりなアプリケーションはsyslogではなく製品独自のログファイルを持つ場合がある。ここらへんはWINDOWSと同じ。

余談:/etc/sysconfig/

/etc/sysconfig/以下にはさまざまな設定ファイルが保管されている。有名どころでは/etc/sysconfig/networkや/etc/sysconfig/network-scripts/である。とにかく、/etc/sysconfig/と聞いたら設定ファイル集と思い出せるようにしよう。

ログローテーション

  • ログローテーションの基本設定は/etc/logrotate.confを編集する。
  • 応用設定は/etc/logrotated.d/以下の各ログ用のファイルを編集する。
  • logroteteはデーモンではなくcron起因で実行される。

syslogに意図的にコマンドを出力するlogger

スクリプト中でログをsyslogに出力しておきたいときに使う。

logger test

これでOK。単純にloggerと入力すると、atコマンド実行時みたいに標準出力で入力したコマンドを1行づつsyslogに記録する。